品質マネジメントの原則の6番目は継続的改善です。
簡単に言えば、
“現状に満足することなく常に改善の意識を持って取り組むこと”
でしょうか。
システムを構築し、認証を取得するとそれだけで目的が達成されたような気分でいる企業も多く、その後のサーベイランスや更新審査に管理責任者が1人思い悩むなんてことがありますが、実は取得後の継続的改善への取り組みが品質マネジメントシステムを効果的にする肝になるのです。
この継続的改善で注意しなければならないのは、
改善の作業そのものに継続性がなければならないと勘違いしてしまうことです。コンサルタントの指導の下にシステムを構築している場合は別ですが、自らシステムを構築する際には陥りやすい点です。
このように勘違いをしてしまうと改善作業が負担になり、改善点を見つけることが目的化してしまう場合があります。
継続的改善は、断続的または断片的であっても問題ありません。
一度構築されたシステムから、データ分析や是正処置を通じて改善されている様子が見られればOKです。また、改善された数の多さも問題とはされません。が、しかし全くなしというのは問題です。
PDCAサイクルを回しながら、ムリ・ムダを省くことに注意さえしていれば必ず見えてくるものと言えなくもありません。
法令などが改正されているにもかかわらず、品質マネジメントシステムが変更されていない(消極的な意味での改善とでも言いましょうか)ようでは、全く話になりませんので注意してくださいね。
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