品質目標は部門や階層ごとに設定されていなければならないことになっています。
例えば小さな企業でも、2〜3つの部門があるとすれば、それぞれに目標を立てることが必要になります。購買部は購買部の、製造部は製造部の品質目標ということになります。
そして、購買部がいくつかの階層に分かれている場合は、その階層ごとに設定することになります。(小企業以下ならあまり単独部門での階層は無いと思いますが)
そして、その品質目標が達成度は客観的に判定できるものでなくてはなりません。面倒且つ難しいですね。
例えば、クレームに照準を当てた場合、クレームがいくつ以内というのでは、クレームが出ることを想定したような目標になること自体に抵抗を感じる場合があるかもしれません。
であれば、顧客からのクレームはあくまでもゼロであることを前提として、工程内での不適合(不良率)の減少を図るような内容にしたり、手直し作業を減らすことなどを品質目標設定のポイントにしてみてはいかがでしょうか?(購買部なら発注ミスをなくすなど)
尚、規格は品質目標(品質方針も同様)を、定期的(年に1度など)に見直せとは要求していませんので、その目標が実態にそぐわないと思ったときに見直しすればよいでしょう。
(定例の会議などで達成度を判定して、見直しの必要がないという結論に達したような議事録は作っておいた方がよいと思います。)
但し、その目標値が容易に達成されるまたは達成が困難な場合に、見直しを積極的に行わないようなら、品質マネジメントシステムを生かすことにはなりません。

