PDCAサイクルの構築 Plan5は、管理責任者についてです。
管理責任者は、トップマネジメントが任命し、品質マネジメントシステムを確立し、実施・維持する責任と権限を持ちます。マネジメント実務のトップであるといえます。
しかし、この管理責任者を誰にしようかと迷う会社もあるようです。
規格を理解して仕組みを作り上げ、運用する能力というのは誰もが備えているものではありません。
小さな会社であれば、社長自身がトップマネジメントと管理責任者を兼務してしまうという手もあります。規格は2つの職責の兼務を禁じてはいません。
最近は、管理責任者のアウトソースなんていうものまで出てきているようですが、管理責任者をお金で雇うなどはなんとも情けない話です。
それほどまでして、今すぐにでもISO9001の認証を取得する必要があるのかは慎重に考えてみるべきです。
会社全体で、しっかりトレーニングを積みながら、機が熟したら挑戦してみるということで全く問題ないようなら、まずは規格を理解することから始めて、少しずつ規格の要求事項に対応する文書の作成に取り掛かってみてはいかがでしょうか。
この作業を進めていく中で、管理責任者としてその職責に耐えうる人材を発掘することができるかもしれません。

