PDCAサイクルの構築 Plan4は“責任と権限”についてです。
責任と権限を明確にすることで、責任のなすりあいや責任の回避は明らかに減少します。
また、どの段階でどの担当者が携わったところに、システムの欠陥があるのかをつかむこともできます。
この責任と権限については、部門単位でなく個人単位で明確にすることが必要です。
何年か前にあるデパートで、店員さんが首からカードをぶら下げているのが報道されていましたが、このカードには個人の責任と権限が書いてありました。
また、権限の明確化は権限をこえた行為を防ぐこともできます。
自分では責任のとれないことに対して、安易に判断を下したり実行してしまったりすることがありますが、こうした行為は顧客に迷惑をかけたり、会社の信用を落としたりすることにもなりかねません。
私は、品質マネジメントシステムの要求事項の中でも、この責任と権限の規定が肝ではないかと考えています。

